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病気の根源にあるもの

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問題は特定されていない

うつな気分だけが目立つものだけでなく、あまり目立たないうつ病も存在するため、その本質を知っておくことはとても大事です。たとえば、もう取り返しがつかないと絶望的になり、追い詰められた気分の究極状態はうつ病の典型的な症状の一つです。ちなみに本人は追い詰められていますが、何か特別な失敗をしたわけではないので、本人の言動に周囲が驚かされることもあります。このように焦りで居ても立っても居られない人もいれば、心身のすべてにブレーキがかかって、半ばフリーズしてしまう人もいます。さらに虚脱状態となり、自分自身が生きているという手ごたえが感じられなくなっている人も多いです。いずれにせよ、単なる気分の落ち込みで片付けられるレベルではなくなります。うつ病の根っこにあるのは、自己完結的なマイナス思考と過剰な自己否定です。加えて、萎縮する生命力と意欲や感情の喪失です。本人は、受診や治療による希望や救済が訪れるとは認識もしていないため、生活者としてのリアルさも失われていきます。もし、身体の不調ばかりが目立っている場合は、軽症の可能性があります。しかし、身体不調にも無関心となれば重症化しているので、早期治療が必要です。うつをどう捉えるのかを考えるとき、まず全体集合として抑うつ気分が存在します。気が塞いで、気力がわかずに、喜怒哀楽もフラットになってしまう状態です。しかし、そんな気分や状態は、人生がうまくいかなければ誰しもが経験することです。また、精神科の病気でうつ状態を示さないのは、躁病だけになります。その躁病ですら、落ち着くと反動でうつに転じるため、その範囲は非常に広く、さまざまなタイプがあります。その中でも一般的に知られているのが、内因性タイプです。心や脳の内部に何らかの問題があります。しかしながら、どんな検査でも今のところ問題の特定には至っていないため、数ある仮説の中から原因をあてはめて治療を行っているのが現状です。この内因性タイプは、自責感が割と強いのが特徴になります。自分が不甲斐ないダメ人間なので、病気になったと悩んでしまいます。その延長線上に、絶望感や衝動的な行動があることが多いです。治療法に関しては、医師により様々な見解があります。しかし、うつがピークの人は、椅子に座っていることが辛いため、落ち着いて精神療法を受けることはできません。そのため、治療のプロセスとしては、まず薬で状態を底上げしてから精神療法を試していくことになります。

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